Java Swing サンプル集

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* .jar.exeへ変換(Launch4j)
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・説明
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.jarファイルを.exeへ変換するためのツールはいくつか存在しますが、launch4jが最も一般的のようです。
原理としては、.jarをバイナリベースまで落として実行ファイルを生成するのではなく、あくまでもexeファイルでラップするイメージ。
つまり、.exeとなってもjavaがインストールされていないと動作しません。

ただしJREが存在しない(または必要なバージョンよりも低い)環境で実行した場合は、JREのダウンロードを促すことが出来ます。
さらに、.exeファイルにアイコンを設定することも出来ます。

・launch4jインストール方法
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http://launch4j.sourceforge.net/

の左側のDownloadをクリック。

実行環境用のインストールファイル(Windows環境ではlaunch4j-X.X.X-win32.exe )をクリックするとダウンロードが始まります。

ダウンロードしたファイルを実行するとインストールされます。

・launch4j使用方法
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使用方法としては、主にGUIから実行する方法とコマンドラインから実行する方法の2通りがありますがAntからも実行することが出来ます。
・GUIからの実行
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Launch4j GUI
  1. インストールされたlaunch4jを実行するとGUIが起動する。
  2. 以下を最低限設定する。
    Basicタブ Output file パスを含む出力ファイル名
    Jar 元となるjarのパスを含むファイル名
    Java Download URL 実行環境にJavaが無い場合のJREダウンロード先URL
    ※デフォルトで入力されている。
    Headerタブ Header type GUIとConsoleのどちらかにチェック
    JREタブ Emb. JRE path JREがインストールされているパス。基本的には"path"と入力すれば良い
    Min JRE version アプリが必要とする最低限のJREのバージョン
    ※実行環境にインストールされているJREがこれより低いバージョンであれば.exe実行時、JREのインストールが促される。
  3. 必要に応じて上記以外を設定

    (アイコンを指定する場合)

    BasicタブIconにアイコンファイルのパスを含むファイル名を入力。
  4. Build wrapper(ネジの形)を実行
設定を保存する場合は、Save Configuration(フロッピーの形)を実行するとxmlの形式でconfigファイルが出力されます。
・Antから実行する方法
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  1. aunch4jの設定ファイル(config.xml)を任意の場所に格納する。
  2. build.xmlに以下を追加
        <property name="launch4j.dir" location="launch4のディレクトリ" />
        <taskdef name="launch4j"
            classname="net.sf.launch4j.ant.Launch4jTask"
            classpath="${launch4j.dir}/launch4j.jar
                :${launch4j.dir}/lib/xstream.jar" />
    
        <target name="exe">
            <launch4j configFile="./config.xml"/>
        </target>
サンプル環境 : sample_jar_to_exe.zip
サンプルアプリ : sample_jar_to_exe.exe

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